DSC07286ss.jpg春先のとある日曜日の練習走行中にパンクが連発して、修理中にクリンチャータイヤの内側をよーく点検してみたら、細かい亀裂が数カ所にあってコレが要因でした。走行中に圧力がかかったチューブがその亀裂をより広げて、路面の些細な砂や小石との干渉でパンクしたようです。

この数年タイヤは強力なグリップ性と、カラーバリエーションが豊富なことから、高価ではありますがイタリアの『ヴェロフレックス』と決めていたのですが、そのヌメッとした特殊なゴム質のためか劣化が割と早く、走行距離が3000kmを超えたあたりから、グリップ面に細かいひび割れが発生しパンクの頻度も上がるので、もっと安価でしかも同等のグリップ性のあるクリンチャータイヤは無いかとネットで探していたら、ちょっと見た目のいい『HUTCHINSON(ユッチンソン) Atom Comp 』が見つかりました。

とは言っても、まず決定的だったのが豊富なカラーバリエーションです。長年ロードレーサーに乗って来て、単独走行が多かったので、安全のため目立つ色のウエアやグッズを揃えているうちに、全てが黄色になってしまい、今や逆に黄色いものしか買わなくなってしまったので、当然タイヤも黄色をラインアップしているものをチョイス...。ということで、価格の面からもデザインの面からも『HUTCHINSON(ユッチンソン) Atom Comp 』がベストでした。

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問題は走行性能ですが、安価といっても、そこそこの値段なので信頼をしてネットで購入しましたが、いざ装着して走ってみると、これが想像以上の高性能!
いつもの通りに8barほどの空気圧で『ヴェロフレックス』の『コルサ・ブラック』と乗り比べて見ましたが、コーナリング感覚はほぼ同等で、むしろ『ヴェロフレックス』の方がこの『HUTCHINSON Atom Comp 』よりもアンダーステアぎみだったことがわかりました。
また直進でも転がり抵抗がやや少なく感じ、感覚的には路面との設置面積が小さい感じです。(実際には変わらないのでしょうが...。)

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コストパフォーマンスの点からもこの『HUTCHINSON Atom Comp 』は、かなり満足度も高く、リムへの装着も、この上なく大変な『ヴェロフレックス』のそれに比べれば、チューブを噛んでしまう可能性も少なく、パチッとハマって扱いやすいタイヤです。

そして何より気に入っているのが側面から見てタイヤのカラーの部分の面積が多く見えることです。『ヴェロフレックス』の『コルサ・ブラック』の場合はサイドはブラックでグリップの面のみがカラーなので、汚れてくすんでしまうのが、ちょっと不満でした。その点『HUTCHINSON Atom Comp 』は、グリップの面だけが細いブラックのラインで構成されているので、とても気に入りました。
またメーカーロゴも結構カッコ良くて、マビックの古い『コスミック』にもよく似合います。

ちなみにこの『HUTCHINSON 』って、気がついたら新城選手が所属する『ユーロップカー』が使っていて、チームジャージの袖口にもロゴがプリントしてあるので、益々気に入ってしまいました。

タイヤは、走行性能に関わる重要なパーツであると同時に、マシン全体のデザインの善し悪しを決める要素のひとつなので、フレームとのカラーコーディネートでよりマシンをグレードアップしてみませんか?
この『HUTCHINSON Atom Comp 』ブラック、イエロー、シルバー、レッド、ブルー、ピンク、アイボリーと7色あるので、コーディネートしやすいタイヤです。
マシンが決まると練習にも身が入りますよ!一度試してみてることをお勧めします。

クリンチャーロードタイヤ
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