最近CSやBSの『Jスポーツ』で『ツール・ド・フランス』中継を見て、一度ロードレーサーに乗ってみたいと思っておられる方が多いとか...。
普段、通勤や買物で自転車に慣れている方ならロードレーサーを一台購入して乗ってみてください。そこはいつもの自転車とはまるで別世界のはずです。その軽快な走りと爽快さに病み付きなることでしょう。
前回は『ロードバイクの効能』について記述しましたが、今回は実際にロードバイクを購入する時のアドバイスを綴ります。
いままで全く自転車とは無縁だった方には、いきなりロードレーサーは危険なので、その場合レース仕様ではないバイクもありますので、それは後でご紹介することにして、とりあえず実用自転車経験者の方のバイク選びですが、まずは身近なバイクショップを、webか月刊誌のバイスクルクラブ(BiCYCLE CLUB)や、サイクルスポーツ(CYCLE SPORTS)などで捜す事から始めてください。慣れてくればwebで自転車や自転車用品を買うことが容易になりますが、最初は色々と相談できてアドバイスがもらえるサイクルショップに行くのが肝要です。
いきなりショップに行っても未知の事ばかりで、いたずらに時間がかかってしまうので、そこは最低限の予備知識を身につけてから出向きましょう。例えば市販されている『ロードバイクカタログ』などを購入し、マシンから用品などの商品群の全体像をざっくりと知っておくと、自分の好みもショップの店員さんに的確に伝えられますし、買物がスムースです。
まずはカタログを購入してで予備知識を!【Amazon】【ヤフーショッピング】
『ツール・ド・フランス』中継などをテレビで見て、知っているとは思いますが、ロードバイクに乗るには、それ相当の『ウエア』と、『ヘルメット』、『手袋』、『シューズ』などが必要です。ウエアは『ツール・ド・フランス』に出場するのではないので、適当な運動着でも良いのですが、ボトムスの裾がペダル付近あるフロントギアとチェーンに絡まると大事故に繫がり兼ねませんので、やはり専用のウエアの方が良いと思いますし、またシューズは一般実用車とは違い、ペダルにビンディングで固定(足首をひねれば簡単にはずれる機構)するところが決定的な違いなので、実際に履いてみて買わないとなりません。またヘルメットは好きなデザインを選べば良いのですが、ほとんどの場合S・M・Lなどのサイズがあるので最初はショップで試着したほうが無難です。デザインによっては似合わないこともありますし...。
そして肝心のマシンですが、これも雑誌やカタログである程度の予備知識を身につけ、しかも車体の色やブランドなどの好みも明確にしておいた方が店員さんがアドバイスしてくれる時の基準になるので有効です。また『ツール・ド・フランス』を見てお気に入りのチームや選手がいるなら、そのマシンやウエア類の公式なレプリカ商品も多数ありますので、そちらの方向性で商品をコーディネートしてくれる場合もあるでしょうし、予算が決まっているならそれはその範囲でセッティングしてくれるでしょう。とにかくショップに相談してみることが最初は肝心です。
以上の条件が揃えば、あとはそれぞれのサイズです。特にマシンやシューズのサイズはかなり重要です。これが合わないだけで自転車の楽しさがスポイルされ、ライディングが苦痛に変わってしまします。でも、これはショップの店員さんがきちんと身長や股下などを測ってくれて、適切なものを勧めてくれます。この辺はどのショップでも親切丁寧にサポートしてくれます。もしその店と相性が良いと感じればホームドクター的な存在として一生つきあっても良いと思います。というのも、一度乗り始めると、バイクのメンテナンスのことや、そのほか多くの疑問・質問が沸いてくるので、雑誌だけでは知る事ができない多くのことを教えてくれる存在が必要になるからです。
自分の経験から、数年経って慣れてきてネットでウエアなどを購入する事になっても、ちょっとしたマシンのトラブルの解消にホームドクターは必要になってきますし、ショップに行っていろんな商品を見るだけでも結構楽しいものです。...モノによってはショップで見てネットで買うなんてこともありますが......。
とりあえずネットのサイクルショップの【Wiggle】を見てみよう!
それから最初に記述した、いままで全く自転車とは無縁だった方には、街乗り用で乗車姿勢も楽な『ランドナー』タイプの自転車もあります。この手のマシンに乗り馴れてからステップアップしましょう。