箱根にいこっ!(2)...箱根観光の要、小涌園。

hakone-kannkou-etc-02moto.jpg前回『箱根にいこっ!(1)』では、箱根でのんびりしたい人に強羅をお勧めしましたが、今回は箱根に2〜3泊して、あちこち観光したい人にお勧めのホテルを紹介します。
それは、箱根小涌谷にある1948年創業の『箱根ホテル小涌園』です。『小涌園』といえば昭和の高度成長期には団体客に大人気で、広大な宴会場が幾つもあり、ジャングル風呂や熱帯植物園、多くの飲食施設などがあり楽園のようなホテルでした。
今もその面影は多少残ってはいますが、現在では利用者の側がそれを求めていないので、随分と落着いた雰囲気のホテルになっています。

そして『箱根ホテル小涌園』の、お勧めのポイントは、その立地の良さと充実した施設にあります。仙石原や桃源台、芦ノ湖、元箱根、強羅、湯本などの箱根の観光名所のどこに行くにも中心的な場所にあり便利だし、名所巡りに飽きても、園内には広大なスペースのお風呂『ユネッサン』や、『湯〜とぴあ』、『森の湯』があり、またその中には、多くの飲食店やゲームセンター、お土産売場、マッサージ&リラクゼーションコーナーなど、1日では回りきれないほどの充実した施設があるので、あまり予定を立てずに箱根旅行に来ても、その日の気分で勝手気ままに楽しめるのが特徴です。

例えば、『箱根ホテル小涌園』で朝食をすませて、9時に一番乗りで仙石原の『箱根ガラスの森美術館』に行けば、隣接した駐車場は無料(少し離れた駐車場は元々無料)になるし、カフェではコーヒー(お願いすれば紅茶でも可)がサービスされ、庭園と美術館を見て回り、ガラス製品のお土産など買って、天気が良ければ、一路『乙女峠』に向い『ふじみ茶屋』で富士山を眺め、御殿場に下って『御殿場プレミアムアウトレット』に行き、服や雑貨を、見たり買ったりして、昼食は『魚がし』でお寿司か、『紅虎餃子房』で中華料理など食べて、また仙石原のススキの絶景を見ながら桃源台から箱根プリンスホテル(ザ・プリンス箱根)の龍宮殿経由で芦ノ湖方面に戻り、『山のホテル』の別館の湖畔に面したデザートレストラン『サロン・ド・テ ロザージュ(年中無休・5時まで)』で至福のスイーツを満喫し、夕方に『小涌園』に戻り、車をホテルの駐車場に置いて『ユネッサン(7時まで・冬は6時まで)』や『森の湯(9時まで)』で、温泉につかった後、夕食は隣接した『迎賓館 よし鳥(ラストオーダー9時)』で、焼き鳥をはじめ数々の鳥料理でビールを飲んでから、『箱根ホテル小涌園』の部屋に戻る前に、その庭で酔いを醒ます。なんていうのも、かなり充実したコースです。

また『箱根ホテル小涌園』には、『1泊朝食』と『ユネッサン水着エリア1日券付』プランや『1泊夕食・朝食』と『ユネッサン&森の湯パスポート1日券付』プランなど、季節や曜日で数多くの宿泊プランが用意されていて、自分の好みの旅のシナリオが作れます!
『箱根ホテル小涌園』を拠点にしたそれぞれの箱根観光名所については順次ご紹介します。