title004.jpgさぁ!マシンやウエアやシューズ、ヘルメットなども揃って準備万端。『初心者ロード講座.003★まずは乗る前点検!』で記述した項目をチェックしたら、早速乗ってみましょう。でもいきなり練習コースにサイクリングに出るのはちょっと危険なので、前回にも書いたように、自宅の庭や自宅マンションの敷地内、または裏道の車や学童の通りの少ない安全で人に迷惑のかからない場所で、できれば一人ではなくロード経験者といっしょにマシンに慣れる訓練をしましょう。『走る』『曲がる』も大事ですが一番重要なのは『止まる』です!

DSC05098sssss02.jpg初心者ロード講座.004★ロードにデビュー!

発進時の注意事項
まずは周りの安全を確認!特に後方確認は発進時は最重要項目です。そして基本的に二輪車は、停車時に片足だけを地面につくとしたら左足が原則(左側通行の日本では...)なので、発進時にはまず右足をペダルに固定してから漕ぎ始め惰性で進行している間に左足をペダルに固定します。中には逆でないと出来ないひともいますが、できれば左足でつけるように努力しましょう。自分は右足でしかつけないので集団走行で停車した時や、レースのスタート時には周りと隊列があわなくて少し邪魔者のようです。特に一般道では信号停車時に右側の車のタイヤに足を引かれる可能性もあります。

で、最初は発進時にシューズをペダルに固定するのは、なかなか大変だとと思います。特に新品のクリート(靴のウラのパーツ)とペダルでは精度が良すぎてハマりづらいと思いますが、走っては降りてを繰り返し練習しましょう。特に降りる時の固定解除は特訓しておきましょう!かかとを外側にひねるだけで簡単に解除出来ますが、実際の危険な状況下では焦ってしまい外れずにそのまま落車なんて事があります。『ツール・ド・フランス』などに出場しているトッププロは危険を予知したら、まず適切な方のペダルを外して危険回避の態勢をとっています。これはブレーキングと同様に危険回避の第一歩です。練習の際は前方不注意にならないように!足もとばかりに気がいっていると危険が目前に迫っています!前を見て!

真っ直ぐ走ることが一番難しい!
『乗り降り』に慣れたら少し前に進んでみましょう。乗車姿勢はテレビで見てよく知っているとは思いますが、かなりの前傾姿勢です。ただ普段はブレーキの上の部分に手をのせてリラックスした姿勢で乗りましょう。ハンドルのドロップ部分を持つ時は高速巡航時や追い込んで走る時です。レース中継を見てもわかるように大集団では先頭を引く選手以外は上をもってリラックスしています。そして前を見て走り出しましょう。最初は左のレバーで操作するフロントギアはインナー(内側の小さい歯車)にして、右レバーで操作する後ろのギアはロー側(複数ある歯車のうちの内側の大きいギア)にして練習した方が安全です。軽いギアをチョイスして走った方がペダルの回転数が多くなり、その分いざという時にペダルを外しやすい下死点(ベダルが一番したに下がり、力がほぼ入らない領域)が巡ってくる回数も増えるので何かと安心です。
そしてしっかり自分の進む方向を見て軽くペダルをこいで見ましょう。最初は真っ直ぐ進む事が一番難しいはずでが、進む方向の遠くを見るほど安定して真っ直ぐ進むはずです。簡単に言ってしまえば自転車は基本的に見た方向に進むということです。真っ直ぐ!真っ直ぐ!と意識してしまうと左右にぶれる原因になります。また曲がろう!曲がろう!とするとハンドルを曲げてしまい危険です。曲がる方向に軽く視線をやると自然と体と車体が曲がる方向に傾き、その傾いた方向に物理の法則によって曲がれるのです。トッププロでも30年選手のアマチュアでも手元を見たりしているとフラついています。プロのレースで両手ばなししてウインドブレーカを着たり脱いだりしているシーンを時折見ますが、視線は手元に焦点を合わさずに、進む方向の遠くを見ているはずです。またコーナーでは密集した集団のなかにあってもカーブの出口付近を見据えて曲がって行きます。ツールなどを見る際にはそんな選手の目線にも注視して観戦してみてください。

変速は一番多い作業!
慣れてきたら今度は変速してみましょう。地形のアップダウンや風向きでも使うギア比は様々で、練習走行やレースでも頻繁に行う作業なので早めに慣れておきましょう。
フロントギアはインナー(内側にある40歯前後の小さいサイズのギア)のままで、後ろのギアを外側よりの歯数の少ない小さなギア(場合によっては大きなギアと表現する事もあります。これはサイズではなく大きな力が必要なギア、もしくは大いなる速度で走るためのギアの意味。)に徐々にしていきましょう。そしてまたローギア(内側の大きなサイズのギア)に一段階ずつ戻し、何度かその繰り返しをして変速作業に慣れていきましょう。その際にも前方の安全確認は怠らずに!この段階から手元を見ずに前方を見ながら操作する習慣をつけてしまいましょう!

そして次はその後ろのギアをローギアから1段階か2段階トップギア方向に入れておいて、フロントギアの変速をしてみましょう。フロントギアは大小のギア比の差が大きいので、ペダルの回り方がガクンッ!と極端に重くなったり軽くなったりするので、フラつかないくらいのある程度の速度が必要です。これも先程と同様にギアの上げ下げを繰り返し練習しましょう。

止まる』ということは意外に難しい。
ここまで練習して気づく事は、『止まる』ことが意外に難しいということではないでしょうか?変速しながらヨロケて、危ない!と、止まろうとしても思うようにブレーキが掛けられず、しかも止まったはいいけどペダルからシューズがなかなか外れずにあわや落車!なんて経験をした人はいませんか?
走り出しの時は止まる事なんて全く考えずに進むので、いざという時の対応が遅れてしまうのです。なので最初からハンドルの下を持つ場合でも、上を持場合でも両手の指先はブレーキレバーに軽くかけておいてください。前方がひらけていて完璧に安全なとき以外は、ブレーキレバーに触れているくらいでいいと思います。交差点やカーブなど、いつ何があっても素早く減速したり停止したりできる習慣をつけておきましょう。
街中で一般の自転車でも止まれずにヨロヨロと歩行者をどかしてすすむ人がいます。一度止まるとまた発進するのが大変なのはわかりますが、人に迷惑をかけないためにも止まるべき状況ではキチンと止まれる技術を身につけておきましょう。もっと言えば止まるべきところで止まる技術とともに、皆の安全のために止まる勇気をも持ちましょう。と、いうことです。
それから停車に際しては後方の安全も確認する必要もあります。急停止の場合後ろの自転車や車輌が追突してくることもあります。しかし急な時は後方確認などしている暇はないので、常日頃から自分が走っているときは、その周りの状況を感覚的にザックリといいので把握しておくことが必要です。慣れてくれば難しいことではありません...。

パンクの修理は必須です!
それから絶対に習得しておかなければならないのは、タイヤのパンク修理です。チューブラータイヤ(タイヤとチューブが一体になっていて、接着剤でリム〈車輪の輪っか〉に固定するタイヤ)を使っている人は、スペアタイヤを携帯してパンクしたらその予備タイヤに入れ替えるのですが、クリンチャータイヤ(別名WOタイヤ。タイヤと空気を入れるチューブが別々で、リムにはめ込むタイプのタイヤ。)を使っている人は、予備のチューブ数本を携帯してチューブそのものを差替えるか、ないしはパンク修理キットを携帯して、パンクしたチューブの穴を捜して、その穴にキットに付随しているパッチ(シール)を貼って塞ぎ、またリムにセットする方法をとります。
いずれもタイヤをリムから外す時と、はめ込む時にタイヤレバーという、小さなスティック状の工具が必要です。また両タイヤとも新品の場合かなり力のいる作業になるので、前もって何度も練習しておくことが肝要ですし、手のひらの皮膚を傷めることもありますので、肌がデリケートな人は軍手をウエストバッグやナップサックに入れておきましょう。
それから絶対に忘れてはならないのは空気入れです!フレーム(自転車の車体)に設置する40センチ程度の大きさの空気入れもありますが、昔の鉄製のフレームには適合しますが、最近のフレームは様々な形状があり車体に取付けるのが難しい場合もあるので携帯用の小さなポンプを背中のポケットに入れておくことをお勧めします。

と、いうことで乗る事に慣れたら次は練習コースで、実際に走行してみましょう。『初心者ロード講座.005』では、より実践的なことについて記述します。

title003.jpg時間と手間ひまをかけて選び抜いたマシンやウエアが揃ったら、自宅の庭や自宅マンションの敷地内、または裏道の車や学童の通りの少ない安全で人に迷惑のかからない場所で、乗ってみましょう。できれば一人ではなくロード経験者がいっしょにいればベターです。
サイクルショップの店員さんに色々とアドバイスは受けているでしょうが、実用自転車に慣れた方にとってもロードレーサーは別世界です。乗って進んで止まるを繰り返し、焦らずゆっくりと慣れていきましょう。...でもその前に!...

D1000340ooi_sssss02.jpg初心者ロード講座.003★まずは乗る前点検。

まずは安全を確保できる場所で乗ってみましょう。しかしその前にこの時点で習慣づけるべき点が幾つかあります。自動車の運転に法律で義務づけられている仕業点検と同じようなことですが、これから先の安全で楽しいロードバイクライフを過ごすために絶対に行いましょう。

1).前後輪共に、正しく装着されているか?
軸のクイックレリーズが緩んでいると、大事故につながります。また真っ直ぐに装着されていないと走行中ブレーキとリム(車輪)が常に接触していてトラブルに原因になります。

2).前後輪のタイヤの空気圧は適正か?

タイヤにはそれぞれ適正の空気圧があります。詳しい事はタイヤを買う時にやマシンを買った時にショップ店員さんに訪ねるのが良いですが、走る場所・天候、ライダーの体重、タイヤの太さによっても多少差がありますが、大まかにザックリ言うと、路面がドライの時は8〜9kgf/cm2、ウェットの時は7〜8kgf/cm2くらいと覚えておいて差し支えないでしょう。(ロードバイクを購入する時は気圧計の付いた空気入れの購入も忘れずに!フレンチバルブと指定してください!)空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤの本来のグリップ性能が失われて大変危険です。
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3).ボルトは適正に締めれているか?

ハンドルバーの付根の軸の部分が緩むと落車の原因になります。乗る前に後輪のブレーキだけかけながら車体を前後に動かしてみて前輪の車軸を受けているフォークが前後にグラグラと動いたボルトが緩んでいます。ショップに行って診てもらいましょう。またフロントギアのチェーンホイールの複数のボルトも均等に締まっているかアーレンキー(六角レンチ)で確認しましょう。あとサドル周りも意外と緩みやすいので要注意です。
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4).ブレーキは適正に作動するか?

ブレーキレバーを引いてブレーキシューが均等な度合いで左右のリム(車輪の輪っか)に接触しているかを前後輪ともに確認してください。片利きの場合は、ブレーキ本体の軸ボルトを一旦緩めて調整が必要ですが、これもショップでやってもらった方がいいかもしれません。その際にはその作業をじっくりと観察してやり方を覚えてしまいましょう!これはどの作業に於いても同じで自転車を丸々組立てるのは無理にしても日頃のメンテナンスは一通り出来るようにショップ店員さんの時間が許す限り教えてもらっておいた方が良いと思います。自分でメンテナンス出来るとマシンに愛着も沸きますし、その分安全走行の意識も芽生えます。

5).チェーンの油切れはしていないか?

チェーンもチェック事項には欠かせないパーツです。チェーンの汚れはチェーンに塗布してある潤滑油に路面の砂や土がこびれ付いて発生します。チェーンに汚れが貯まり過ぎると、変則時(ギアチェンジ時)に、抵抗が増してチェーンやギアの余計な摩耗によるチェーン切れや、変則エラーが起こったり、最悪の場合リアディレーラーがチェーンに巻き込まれ大落車に成りかねません!最近この手の事故のニュースも度々耳にしますので要注意です。
まずはロードバイク専用の簡易的なスタンド(ディスプレイスタンド)を使ってマシンを自立させ、片手でペダルを掴んでゆっくりと後輪を回し、もう一方の手でボロ布などを使いチェーンの汚れを拭い去りましょう。この際に手や衣服がギアに巻き込まれないように注意してください!そしてある程度奇麗になったらチェーン専用の潤滑油をスプレーしておきましょう。ここでまた注意事項ですがチェーンオイルをスプレーするときは前後輪のリムのブレーキシューとの接地面には絶対にかけないように!もしかかってしまったら入念に拭き取っておいてください。命に関わるので!
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6).ギアチェンジが適正に行われているか?

前の項で折角自転車をスタンドに立てたので、ついでに前後のギアの変速チェックもしておきましょう。先程同様片手でペダルを掴んで後輪をゆっくり回しながら変速レバーで前後共に順次変速してみて、スムースに変則が行われなかったり、変速したのにチェーンがカラカラと音を立てる時は調整が必要です。大抵の場合レバーと変速機を繋ぐワイヤーの伸び縮みによって生じる問題です。これは変則レバー側と、ディレーラー(変速機)側に調整の機能が前後ともにあるつまみを少し回してワイヤーテンションの強弱で調整しますが、やってみて改善しない場合はディレーラー本体の調整が必要かもしれませんので、ショップに相談してみて、これも調整の仕方を覚えてしまいましょう!
ギアチェンジの調整がなかなか出来ない場合は、経年変化でチェーンが延びきっているか、落車をした時にマシンのフレーム自体が歪んだかヒビが入った可能性もあります。新車の時は心配ありませんが、後々の参考にしてください。
便利なスタンドは【Amazon】にもあります!

マシンの安全点検以外にもチェック項目はいくつかあります。それは自分自身の身なりのチェックです。ウエアの着こなしはダサくないか?...はもちろんの事、ヘルメットを適正に装着しているか?手袋(サイクルグローブ)は装着したか?補給食・飲料水は持ったか?サイクルコンピューターは装着したか、またサイクルコンピューターの車輪の係数は正しく入力してあるか?サングラスは?予備のタイヤ・チューブは?パンク修理の携帯キットは?携帯型の空気入れは?...などなど、慣れてしまえば簡単な事ですが、最初はチェック項目のリストを作って家を出る前に確認しましょう。
また、冬季はこれに幾つかの項目が追加に成りますがそれはまた次の機会にお話します。
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以上は自走で練習場所まで行くケースで最小限のチェック項目ですが、車載で向かう時は気圧計の付いた空気入れや、スタンド、基本的な工具など範囲は広がります。〜尚、車で行く際、レーサーシューズとヘルメット、サイクルコンピューターを忘れる可能性が高いのでご注意を!!

と、いうことで話が長くなりましたが、とりあえず試走してみましょう!
家の近所や庭などで試走する場合は上記のような重装備でなくてもいいのですが、シューズは勿論、ヘルメット、グローブは絶対に身につけましょう。走ってなくても立ちゴケ(止まった状態で倒れる事)しただけでも頭に重傷を負う場合もありますので、ヘルメットは必需品です。

次回は乗り始めの注意事項などについて記述します。

自転車用品がいっぱい!ネットのサイクルショップ【Wiggle】も見てみよう!

title002.jpg最近CSやBSの『Jスポーツ』で『ツール・ド・フランス』中継を見て、一度ロードレーサーに乗ってみたいと思っておられる方が多いとか...。
普段、通勤や買物で自転車に慣れている方ならロードレーサーを一台購入して乗ってみてください。そこはいつもの自転車とはまるで別世界のはずです。その軽快な走りと爽快さに病み付きなることでしょう。
前回は『ロードバイクの効能』について記述しましたが、今回は実際にロードバイクを購入する時のアドバイスを綴ります。

20020101mac035sssss03.jpg初心者ロード講座.002★マシンを選ぶ。

いままで全く自転車とは無縁だった方には、いきなりロードレーサーは危険なので、その場合レース仕様ではないバイクもありますので、それは後でご紹介することにして、とりあえず実用自転車経験者の方のバイク選びですが、まずは身近なバイクショップを、webか月刊誌のバイスクルクラブ(BiCYCLE CLUB)や、サイクルスポーツ(CYCLE SPORTS)などで捜す事から始めてください。慣れてくればwebで自転車や自転車用品を買うことが容易になりますが、最初は色々と相談できてアドバイスがもらえるサイクルショップに行くのが肝要です。

いきなりショップに行っても未知の事ばかりで、いたずらに時間がかかってしまうので、そこは最低限の予備知識を身につけてから出向きましょう。例えば市販されている『ロードバイクカタログ』などを購入し、マシンから用品などの商品群の全体像をざっくりと知っておくと、自分の好みもショップの店員さんに的確に伝えられますし、買物がスムースです。

まずはカタログを購入してで予備知識を!【Amazon】【ヤフーショッピング】

『ツール・ド・フランス』中継などをテレビで見て、知っているとは思いますが、ロードバイクに乗るには、それ相当の『ウエア』と、『ヘルメット』、『手袋』、『シューズ』などが必要です。ウエアは『ツール・ド・フランス』に出場するのではないので、適当な運動着でも良いのですが、ボトムスの裾がペダル付近あるフロントギアとチェーンに絡まると大事故に繫がり兼ねませんので、やはり専用のウエアの方が良いと思いますし、またシューズは一般実用車とは違い、ペダルにビンディングで固定(足首をひねれば簡単にはずれる機構)するところが決定的な違いなので、実際に履いてみて買わないとなりません。またヘルメットは好きなデザインを選べば良いのですが、ほとんどの場合S・M・Lなどのサイズがあるので最初はショップで試着したほうが無難です。デザインによっては似合わないこともありますし...。

そして肝心のマシンですが、これも雑誌やカタログである程度の予備知識を身につけ、しかも車体の色やブランドなどの好みも明確にしておいた方が店員さんがアドバイスしてくれる時の基準になるので有効です。また『ツール・ド・フランス』を見てお気に入りのチームや選手がいるなら、そのマシンやウエア類の公式なレプリカ商品も多数ありますので、そちらの方向性で商品をコーディネートしてくれる場合もあるでしょうし、予算が決まっているならそれはその範囲でセッティングしてくれるでしょう。とにかくショップに相談してみることが最初は肝心です。

以上の条件が揃えば、あとはそれぞれのサイズです。特にマシンやシューズのサイズはかなり重要です。これが合わないだけで自転車の楽しさがスポイルされ、ライディングが苦痛に変わってしまします。でも、これはショップの店員さんがきちんと身長や股下などを測ってくれて、適切なものを勧めてくれます。この辺はどのショップでも親切丁寧にサポートしてくれます。もしその店と相性が良いと感じればホームドクター的な存在として一生つきあっても良いと思います。というのも、一度乗り始めると、バイクのメンテナンスのことや、そのほか多くの疑問・質問が沸いてくるので、雑誌だけでは知る事ができない多くのことを教えてくれる存在が必要になるからです。
自分の経験から、数年経って慣れてきてネットでウエアなどを購入する事になっても、ちょっとしたマシンのトラブルの解消にホームドクターは必要になってきますし、ショップに行っていろんな商品を見るだけでも結構楽しいものです。...モノによってはショップで見てネットで買うなんてこともありますが......。

とりあえずネットのサイクルショップの【Wiggle】を見てみよう!

それから最初に記述した、いままで全く自転車とは無縁だった方には、街乗り用で乗車姿勢も楽な『ランドナー』タイプの自転車もあります。この手のマシンに乗り馴れてからステップアップしましょう。

初めて自転車に乗る方はまずは『ランドナー』タイプに乗りましょう!【Amazon】にもあります!。

ロードバイクを【Amazon】で見てみましょう!

20020101mac015sssss03.jpg近年CSやBSの『Jスポーツ』では自転車レースの最高峰『ツール・ド・フランス』をはじめ、国内外の自転車ロードレース中継が数多く放送され、その迫力や美しさに自分もロードレーサーに乗ってみたいと思っておられる方も多いとか...。でも今ひとつ踏み切れないという方に、背中をひと押しする講座をシリーズで掲載します。
そんな私は、今から35年ほど前に『ツール・ド・フランス』のダイジェスト番組をNHKで見て以来、ロードレーサーの虜になり、27歳で実用車からロードレーサーに乗り換え、29歳で初めて伊豆修善寺サイクルスポーツセンター(CSC)で開催されている『チャレンジロードレース大会』一般の部に参戦して以来、数々のレースに出場しては毎回ほぼビリッケツで、それでも楽しいので常に完走を目指して30年間乗り続けた、万年初心者のサンデーライダーでした。
その長い『万年ロード初心者』の経験を踏まえ、これから始めたい方に、『楽しいロードレーサー人生』を送るためのヒントとなればとの思いで綴っていきます。
そしてその第一弾は『ロードバイク』の効能についてです。

title001.jpg初心者ロード講座.001★ロードの効能とは。

『ツール・ド・フランス』をテレビで観戦して「かっこいい!ロードレーサーに乗ってみたい!」と感じた方!思い立ったが吉日です。早速その思いを実行に移しましょう。
ただその前に注意事項をひとつだけ先に伝えておきます。人力で走るロードレーサーですが、これは立派な軽車両です。道路交通法とマナーをきちんと書籍やネットで勉強し、事故や怪我のリスクも通常の生活よりも高くなる事をしっかり認識した上でトライしましょう!逆に心得と覚悟さえもって望めば、楽しい事の方が数倍も大きいので前向きに実行してみましょう。
まず今回お伝えしたいのは『ロードレーサー』に乗る事によって得られる効能です。それは...、

1).有酸素運動による脂肪燃焼で肥満防止。
2).足の運動による血行促進。
3).発汗作用による 新陳代謝の向上。
4).筋肉量増加による基礎代謝の向上。
5).心肺機能アップによる持久力の向上。
6).連続走行による動体視力の向上。
7).高速走行による集中力の向上。
8).長距離走行による忍耐力の向上。
9).路上走行による状況判断力の向上。
10).正しい食生活への意識向上。
11).体調管理の意識向上。
12).睡眠の質の向上。
13).危険回避・安全意識の向上。
などなど、掲げれば切りが有りませんが、その他にも集団走行による多くの人々とのコミュニケーションの向上や、四季を通じて季節感を肌で感じるとる能力、それから一番大きな収穫は、自分が設定した目標、例えば平均速度・最高速度・距離・時間などをクリアした時の達成感で、自分との戦いに勝った時に得られる自信は、仕事や日常生活に大きな好影響を与える事は間違いありません!
で、始めてみてある程度の領域まで来たら今度はこれを、健康的な趣味として続けていくのか、競技に出場してより自己をステップアップさせるのか大きな分岐点が待っているはずです。

今回はロードバイクの効能について記述しましたが、次回以降は順次、バイク選びやウエア選び、練習コース、練習方法、レースの出場などについて紹介していきます。楽しいロードバイクライフの参考になれば幸いです。

ロードとはどんな世界...?...、とりあえずサイクルショップの【Wiggle】を見てみよう!

DSC07286ss.jpg春先のとある日曜日の練習走行中にパンクが連発して、修理中にクリンチャータイヤの内側をよーく点検してみたら、細かい亀裂が数カ所にあってコレが要因でした。走行中に圧力がかかったチューブがその亀裂をより広げて、路面の些細な砂や小石との干渉でパンクしたようです。

この数年タイヤは強力なグリップ性と、カラーバリエーションが豊富なことから、高価ではありますがイタリアの『ヴェロフレックス』と決めていたのですが、そのヌメッとした特殊なゴム質のためか劣化が割と早く、走行距離が3000kmを超えたあたりから、グリップ面に細かいひび割れが発生しパンクの頻度も上がるので、もっと安価でしかも同等のグリップ性のあるクリンチャータイヤは無いかとネットで探していたら、ちょっと見た目のいい『HUTCHINSON(ユッチンソン) Atom Comp 』が見つかりました。

とは言っても、まず決定的だったのが豊富なカラーバリエーションです。長年ロードレーサーに乗って来て、単独走行が多かったので、安全のため目立つ色のウエアやグッズを揃えているうちに、全てが黄色になってしまい、今や逆に黄色いものしか買わなくなってしまったので、当然タイヤも黄色をラインアップしているものをチョイス...。ということで、価格の面からもデザインの面からも『HUTCHINSON(ユッチンソン) Atom Comp 』がベストでした。

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問題は走行性能ですが、安価といっても、そこそこの値段なので信頼をしてネットで購入しましたが、いざ装着して走ってみると、これが想像以上の高性能!
いつもの通りに8barほどの空気圧で『ヴェロフレックス』の『コルサ・ブラック』と乗り比べて見ましたが、コーナリング感覚はほぼ同等で、むしろ『ヴェロフレックス』の方がこの『HUTCHINSON Atom Comp 』よりもアンダーステアぎみだったことがわかりました。
また直進でも転がり抵抗がやや少なく感じ、感覚的には路面との設置面積が小さい感じです。(実際には変わらないのでしょうが...。)

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コストパフォーマンスの点からもこの『HUTCHINSON Atom Comp 』は、かなり満足度も高く、リムへの装着も、この上なく大変な『ヴェロフレックス』のそれに比べれば、チューブを噛んでしまう可能性も少なく、パチッとハマって扱いやすいタイヤです。

そして何より気に入っているのが側面から見てタイヤのカラーの部分の面積が多く見えることです。『ヴェロフレックス』の『コルサ・ブラック』の場合はサイドはブラックでグリップの面のみがカラーなので、汚れてくすんでしまうのが、ちょっと不満でした。その点『HUTCHINSON Atom Comp 』は、グリップの面だけが細いブラックのラインで構成されているので、とても気に入りました。
またメーカーロゴも結構カッコ良くて、マビックの古い『コスミック』にもよく似合います。

ちなみにこの『HUTCHINSON 』って、気がついたら新城選手が所属する『ユーロップカー』が使っていて、チームジャージの袖口にもロゴがプリントしてあるので、益々気に入ってしまいました。

タイヤは、走行性能に関わる重要なパーツであると同時に、マシン全体のデザインの善し悪しを決める要素のひとつなので、フレームとのカラーコーディネートでよりマシンをグレードアップしてみませんか?
この『HUTCHINSON Atom Comp 』ブラック、イエロー、シルバー、レッド、ブルー、ピンク、アイボリーと7色あるので、コーディネートしやすいタイヤです。
マシンが決まると練習にも身が入りますよ!一度試してみてることをお勧めします。

クリンチャーロードタイヤ
『HUTCHINSON Atom Comp 』のお取り寄せは
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