IMG_2650sssss.jpgIMG_2551sssss.jpgIMG_2556sssss.jpg2016年9月9日(金)、佐川急便から身に覚えのない大きな段ボールが届き、伝表を見てビックリ!!なんと送り主の蘭に『ジェイ・スポーツ』の表記が...!すぐさま箱を開いてみると、中にはエアポンプとクリンチャータイヤ2本とボトルが2本!「え〜?どのステージだっけ??」と録画保存した映像をチェックすると、7月22日(金)の第19ステージのクイズの賞品でした。「本当に当たるんだ!」と暫し感慨に耽ってしまいました。

IMG_2622sssss.jpgIMG_2566sssss.jpgこの日の『クイズキャンペーン』の出題は、これまで山岳ステージでジワジワと総合順位を上げてきた『BMC レーシングチーム』のリッチー・ポート(オーストラリア)の順位に関する問題で、前日の18ステージ終了時点で6位でしたが、本日の19ステージ終了時点ではその順位は?あ(1)上がる・(2)下がる、(3)変わらず。と、いう設問でした。とりあえず一番可能性が高い(1)を選択して応募したのですが、放送終盤で(1)に投票した人は全体の74.3%との発表があり、正解はしたもののプレゼントが当選する確立の低さに少々がっかりしていましたので、いざ本当に届いてもいまいちピンと来なかったのですが同梱されていた封書の『ご当選おめでとうございます!!』の文面を見てやっと実感が湧きました。

フランスの若手ローラン・フィニョンが、怪我をした大御所ベールナール・イノーの代役で初のツールに出場し驚異の初優勝を飾った1983年からツール・ド・フランスをテレビ(NHK・総集編)で見始めて、フジテレビ、 スカイパーフェクトTV・CSフジ、そして今に至るJスポーツと、30年以上ツール・ド・フランス観戦し続けていますが、こんな出来事は初めてです!
毎年Jスポーツの中継でのプレゼントクイズには欠かさず応募していますが、そもそも正解することも少なく、仮に正解したとしても数千人の正解者の中から選ばれるとは思ってもいなかったので感激もひとしおでした。

IMG_2560sssss.jpgIMG_2581sssss.jpgIMG_2588sssss.jpgIMG_2592ssss.jpg賞品はA賞(スペシャライズド提供)の空気入れの『Airtoor HP Floor Pump』とクリンチャータイヤの『S-WORKS Turbo 24c Tire SAKURA EDITION』が2本と飲料水用のボトル『Prisut WaterGate Bottle 22オンス』が2本の豪華なセットでした。B賞はキッズヘルメット、C賞はサイクリング用のリュックサックだったので、一番必要だと思いA賞を選びました。が...、1982年から30年以上続けてきたロードレース(99%が練習ですが...)を、2013年の秋で引退してしまったことを、すっかり忘れてしまっていた選択でした。この3年間マシンも室内に放置したままだったのですが、この当選をきっかけにまた機会をみつけて、今度はレース出場が目的ではなく、健康維持を目標に再開してみようかと思います。

この度は、Jスポーツの皆様、そして19ステージのナビゲーターのサッシャさん・解説の栗村先生、本当にありがとうございます。本当に当たるんだということを全世界に発表しつつ、感謝の言葉にかえさせていただきます!
皆さんも諦めずに、2017年以降のツール中継でもどんどんクイズに応募しましょう!

w05-ooi-Course-map-001c.jpg毎年5月に開催される『ツアー・オブ・ジャパン』の最終ステージでお馴染みの大井埠頭ですが、聞いた事はあるけど行ったことがないというロードファンは結構いるようで、ここ数年このコースで練習走行をしている時に通りすがりの車の窓から「ここが大井埠頭の周回コースですか?」とか「走れるコースは決まっているのですか?」など、並走しながら質問を受けることが多々あります。

なので今日から始まる【大井埠頭ロードレーサー通信】の記念すべき初回は、1982年に始まった『東京国際自転車ロードレース大会』で使用されて以来、ロードレースの聖地となった『大井埠頭』の場所と練習コースを超特大版で詳細に紹介してまいります。
そしてコース紹介以降は『ツアー・オブ・ジャパン』のことや、毎週日曜日の練習の四方山話などを、ぼちぼちとゆるーくご紹介するつもりです。また上の地図は大井埠頭練習コースを表したもので、地図をクリックしてポッップアップしておくと、以降の説明が解りやすやすいかと思います。

w05-ooi-color.jpgまず最初に大井埠頭の位置ですが、左の地図のピンク色で表した、東京都の品川区と大田区にまたがる湾岸の地域で、羽田空港の北にあります。ちなみにグリーンで表したのは城南島で、練習コースは一部この区域も使います。
千葉方面から湾岸道路で来る際は『大井』で降り、横浜方面からの場合は『大井南』で降ります。また『第一京浜(国道15号線)』からは『南大井一丁目』の交差点を大井競馬場方面(東京湾方面)に向かって真っすぐ真っすぐ行って突き当たったところが大井埠頭です。
また『環七通り』使う場合は終点が大井埠頭です。

ここからは上のコース説明図に沿って紹介します。まず自走で来る場合はナップサックなどを(1)の『みなとが丘公園』の植え込みなどに置いて練習しているライダーもいますが、平和な国ならではの光景で、基本的には背負っていた方が無難です。
また自家用車で来る場合は、基本的に路上駐車は禁止(3〜5年に1度のペースで何かトラブルがあって交通課が来た時についでに駐禁をやってます。地図1〜6の地域)なので、『みなとが丘公園』の駐車場か(12)付近の『城南島海浜公園』の大駐車場を使いますが、『みなとが丘公園』は数台しかスペースが無く、夕方以外はいつも満車なので、環七で来て『城南島海浜公園』の駐車場に行った方がよいと思います(夏のキャンプやBBQシーズンはここも混雑)。またチームに所属のライダーは出来れば、チームカーに皆で乗り合わせて最少の台数で来た方が安心です。

DSC05434s.jpgでは、『大井埠頭練習コース』の基本の9kmと1エリアをプラスした11kmを一周してみましょう!基本的に海抜4〜5mのド平坦で、高速コースですが、いくつか難所や要注意ポイントがありますので追って説明して行きます。

まずは上の図の(1)からスタート。何故DSC01213.jpgここからかというと、ここには『みなとが丘公園』の大きな緑地帯があり、トイレや水飲み場も完備していて、飲料水の自販機もあるのが理由ですが、忘れてならないのは『東京国際自転車ロードレース大会』や、その後継の『ツアー・オブ・ジャパン』のゴール地DSC01566.jpgDSC05422.jpg点になっていて、大会本部や表彰台もこの公園に設置されることと、かつて同時開催されていた『市民ロード』のスタート&ゴールにもなっていたことから、ここがやはり大井埠頭コースの『起点』とも言える場所である事が最大の理由です。
またこの公園は、疲れきったライダーの憩いの場所になっています。

DSC05519.jpgDSC05566.jpgそして一路北上!(2)の北部陸橋下のUターンまではほぼ直線で、夏場の南風の時は単独でも40〜45km/h、集団では50km/hオーバーで走行が可能ですが、法定速度は守りましょう。また信号も(1)〜(2)で3箇所ありますので、反則のないように!
(2)の先は北部陸橋の下を測道に沿ってUターンをしますが、一昔前までは『東京国際ロード』のコースでもあった北部陸橋を渡りきったところ(3)でUターンのコースがレギュラーでした。平坦基調の大井埠頭のなかにあって貴重な登り下りなので、お勧めですが昨今は、信号が1つ増えるということもあって、スムースに走れる陸橋下でUターンが主流です。ちなみに陸橋上コースはプラス約500mになります。

ここまででまだ2km弱です。この先は《後編》で...!ちなみに日曜・祭日以外は本来の埠頭の姿を呈していて、トラックだらけで、ドライバーの皆さんの仕事の邪魔になるので自転車の走行はやめましょう!と、いうか実際には走行は不可能です。あしからず...。

この続きの《後編》はコチラ!

DSC04363ssw05arassiro.jpg右の写真は、おめでとうのメッセージに添えるにはかなり地味な写真ですが、2007年5月27日(日)、ツアー・オブ・ジャパンの最終第7ステージの東京ステージでの新城幸也選手の写真で、当時は『NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダ』に所属していて今となっては大変懐かしい写真です。
このときはが序盤にできた逃げグループから、最後ゴールスプリントを決め優勝したのですが、今までのこのステージでの優勝者は『東京国際ロードレース』の時代も含めて、その後ジロやツールで、良い成績をあげているので、今年あたりツールでの新城選手が楽しみです。

ちなみに、この写真の先頭のアクアサポーネの選手の後ろの、後ろの、また後ろ位にいる矢印で示した選手が新城選手です!過去のレースの写真を探したのですが、新城選手が映っているのはこれしかなくて残念です。

また、上空には羽田に着陸するJALのボーイング767と思われる旅客機が爆音を轟かせています。5月に入ると南風が吹いて空港への着陸ルートは大井埠頭の上になり、たぶんこの日も選手達は無線が聞き取りにくくて大変だったと思われす。

ということで、先程『ツール・ド・フランス』第1ステージが終了しました。ゴールが3km手前に変更になったり、また戻ったり、大落車が何度もあったりで、波乱のラスト10kmでハラハラしてしましたが、全員同タイム扱いで、新城は99位で無事ゴールしたようです。
とにかく目出たし目出たし...。

DSC06649ss.jpg5月26日(日)に開催された『ツアー・オブ・ジャパン'13 東京ステージ』で、ワインを楽しみながらレースを観戦いている人々を発見!

この東京ステージは、千代田区の日比谷をスタートして、品川区と大田区を跨ぐ大井埠頭周回コースの1周7キロを14周する平坦なレースで、逃げはでるものの最後まで集団はひとかたまり。
速度も速いので選手はアッというまに行ってしまい、サポートカーも通過した後は10数分間のブレイクタイム...。
...と、いうことで、こんな『ツール・ド・フランス』のような光景があちこちに見られます。コレを見ていると日本でもスポーツイベントが文化に成りつつあるのかなぁと感じます。Jリーグのサポーターの方々を見ていて、試合をイベントして心底楽しんでいる様は、とても羨ましかったのですが、自転車レースの世界でも『ジャパンカップ』の開催を契機に徐々に、いろいろ工夫をして楽しみながら観戦するファンが増えています。...そして勿論のこと写真の方々も選手が来た時は立ち上がって、大声援を熱く送っておられました。なにかとても心豊かさせられる光景でした。
DSC06604ss.jpg大井埠頭で30年前から開催された『ツアー・オブ・ジャパン』の前身の『東京国際ロードレース』の頃では、こんな優雅な光景は見れませんでしたし、交通規制をしている当局から「ここは歩道ですよ!」と、注意をうけていたでしょう。実際に、コーナーの立ち上がりで、しかもガードレールの内側の歩道で観戦しているだけで、「ここは危険ですから移動してください。」とよく注意を受けたものです。
今では主催者側もサポートする組織も観客も進化を遂げて良い時代に成りました。
来年も楽しみです!皆さんも色々と工夫をして観戦してみては?

ツール・ド・フランス100回記念大会をパリ・シャンゼリゼ通りで見よう!
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DSC06589ss.jpg5月26日に開催された『ツアー・オブ・ジャパン'13 東京ステージ』で、愛三工業レーシングの西谷がゴールスプリントを制して2連覇を飾りました!

ツアー初日の『堺ステージ』2.65kmの個人タイムトライアルで優勝した西谷が、最終日にもその実力を、大観衆が歓喜する中、堂々と見せつけました。
自分のホームコースの大井埠頭で、自分の母校である日大出身の西谷が優勝、しかも昨年に続き連覇ということで大興奮でした。当日は日大自転車部の選手達も、大会スタッフに駆り出されていて会場にいましたが、さぞかし嬉しく、また誇りに感じた事でしょう。

DSC01544ss.jpgDSC01546ss.jpgここ大井埠頭は起伏がないので、東京国際ロードレースの頃から、序盤に逃げが決まって、それを大集団が追い、最後は集団が逃げを吸収して、スプリント勝負に持ち込むという平坦コース定番の展開で、今年もその例外ではありませんでした。

しかし今回少しだけ違ったのは、序盤で逃げに成功した『宇都宮ブリッツェン』の中村誠が、終盤に大集団に吸収されるまで、10周回以上を単独で走り抜けた事でした。この力強い走りには、大観衆も惜しみない声援を送り、そして集団からもちぎれて、数分後に力尽きて単独でゴールした時には、西谷の優勝の時と同じかそれ以上の大歓声が巻き起こり、感動的なシーンとなりした。

DSC06596ss02.jpg見ていた誰もが「中村逃げ切れ!」願って熱狂し、勝てなくても最後までゴールする彼を待ち、賞賛するという光景は過去のレースではあまりなかった事です。
毎年行われる『ジャパンカップ』と、その前日の宇都宮市内の『ジャパンカップクリテリウム』のテレビ中継を見ていて、観客の熱狂ぶりに羨ましさを感じていますが、あのレースのおかげで日本人に観戦の醍醐味が定着して来たような気がします。
ここ数年この地元の『TOJ東京ステージ』でもレースに熱中する観客が多くなってきて、とてもいい雰囲気ですが、今年はとくに最高でした!
やはり日本人選手が活躍すると楽しいものです。今年の100回記念の『ツール・ド・フランス』もそう成るといいなと思っています。

w05-main-ooi-tkr041.jpgのサムネイル画像2013年も恒例の『ツアー・オブ・ジャパン』の時期が近づいて来ました。5月19 日(日) 堺ステージから26 日(日)の東京ステージ、全6ステージで開催されます。
自分は東京ステージの大井埠頭周回コースに観戦に行く予定です。

去年は我が母校である日本大学出身で愛三工業の西谷泰治選手が、ゴールスプリントを制してステージ優勝しましたが、今年はどんな展開になるか楽しみです。ちなみに2007年には現在『ユーロップカー』で走っている新城幸也選手がやはりゴールスプリントで勝っていて、この年は大阪ステージで、当時の『NIPPO-梅丹本舗』チームメイトだった現在『サクソ・ティンコフ』所属の宮澤崇史選手もスプリントを制しています。

そんな今年も楽しみな『ツアー・オブ・ジャパン』ですが、その前身は1982年に始まった『東京国際ロードレース』でした。上の写真は当時のレースの模様で、大井埠頭の北部陸橋に向かうストレートを、選手達が終盤の攻防に向けペースを上げているところです。例年レース展開は、ほとんど同じでこの時も5〜6人のエスケープが決まって、終盤に大集団が追いかける展開でした。
しかし、この頃はまだヘルメットの着用義務もなくほぼ全員、カスクという合成皮革などで作られた防具を着用しており、一見頭部が相撲の行司さんの様にも見えます...。そして一番手前の白いヘルメットを冠った選手は、プロの競輪から抜擢された選手と思われます。
そしてマシンもまだ100%鉄(クロームモリブデン)製で、ビンディングペダルは普及し始めていましたが、ブレーキワイヤーはハンドル上でアーチを描いているし、総重量は9キロ台が普通でした。しかしこの20数年で自転車は劇的に進化し、軽くて乗りやすくなりました。

w05-s-M04972.jpg話は戻りますが、現在の『ツアー・オブ・ジャパン』のコースは上の写真の位置よりもっと南側の交差点をUターンするコース(写真左)を使っていますが、『東京国際ロードレース』の頃は北部陸橋を上り切ったところの交差点でUターンしていたのと、南の端も南部陸橋を登って降りた先でUターンしていたので、多少の起伏があり特に終盤の北部陸橋では多くの選手が振るい落とされ、レース展開にも今より変化がありました。

w05-s-2012TOJ-ooi.jpg『ツアー・オブ・ジャパン』も当初は城南大橋を渡って左折した先でUターンをしていたので多少の起伏はあったのですが、ここ数年のコースは南部陸橋の測道あたりで、ほんの少々起伏があるくらいで、変化に乏しく高速ステージとなっていて、益々逃げが決まらないレースになっています。
尚、左の写真は2012年の『ツアー・オブ・ジャパン』のレース中盤に北側のUターンの立ち上がりで、誰か受け取ってくれないかなぁ...と、補給食のバナナを差し出してみた一コマですが、全員無視!それは高速レースだったため受け取れなかったという訳ではなかったようです...。やはり怪しい知らないおじさんから物はもらわないようです......。

『ツアー・オブ・ジャパン』のグッズや
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