ゆるーく嗜む鉄道模型

レイアウトの設計図の前に、まずはスケッチを。

w04lion-n001.jpgNゲージのレイアウトは、作っても楽しい、走らせても楽しいものですが、設計図を描く前の段階の構想を練っている時間が、妄想が妄想を呼び、一番楽しかったりします。

現実的な寸法をもとに常識的なスケール感で設計をしていると、後で実際に車輌を走らせた時に、往々にして変化が無くつまらないものになって仕舞いがちなので、ここは一度スペースに見合わなくても、自分のやりたいことや好みを絵にしてみることです。
到底無理な発想でも、奥のカーブを限界まできつくしたり、立体交差を作ってエンドレスの内と外をつないで一周の距離を稼いだりなど、絵にすることで色々な発見があります。
自由に発想して夢と妄想がいっぱいに広がったところで、自分の部屋の現実のスペースに向き合うと、意外と何でも出来る広さに感じられて、多くの妄想が具現化できます。
しかもイメージを絵にするだけならほぼ無限大で、費用もさほど掛かりません。この段階で終わってしまい、実際にレイアウトを作らなくてもかなり楽しめます。勿論ある程度の絵心は必要になりますが、使う画材もそこらにあるボールペンやサインペン、色鉛筆などがあればOK!絵のタッチも自分で楽しむものなので自己流で充分です。

上のイメージイラストは、下左の写真の六畳一間のアパートで暮らしていた時に作った小さな自己流レイアウト元にを、引っ越した先で倍の大きさが可能になったために、妄想を絵に表現したもので、不足しがちだったヤードも広くして、展示も兼ねていつも数十輛が待機できるようにし、また人の気配が感じられるように市街地や田んぼなども広くした上で大きな駅や、複数の山も配置して変化をつけるなど、てんこ盛り状態に描いてみました。

w03k-s-ootsuka03.jpgw03k-s-714train01.jpg後にこの絵をもとに簡単な平面図を描いて、写真下右のように実際にレイアウトの作成に取りかかりましたが、工事半ばでまた引っ越したため線路を敷いて走行可能になったところで未完成のまま頓挫してしまったのですが、それでも十二分に楽しめました。

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