何気なく訪ねたのに、ずっと待っていてくれたような、そして自分もずっと前から知っていたような、そんなとっても幸せな気持ちにさせてくれる場所がありました。それは『ハーブロードいどべ』です。
米子の中心地から車で約25分の鳥取県西伯郡大山町にあり、大山を間近に望む大自然のなかで、静寂さと素朴さで身も心もリフレッシュ出来るハーブ園です。訪れたのは2007年8月26日。仕事で米子に行った際にレンタカーを借りて訪ねてみました。そして上の写真はその『ハーブロードいどべ』の空気をうまく表現出来た一枚です。
広大な園内には、ラベンダーやミント、オレガノなど200種以上のハーブが育てられていて、あたりの空気は繊細な自然の香りであふれていて、いつまでもここに佇んでいたい気分にさせます。また大山を眺める芝生広場や、バルコニーでは香り高いハーブティーを味わうこともでき、売店ではハーブグッズも販売されていたり、リース作り体験があったりでハーブを満喫出来ます。またスタッフに聞けば色々なハーブの育て方も親切に教えてくれるそうです。ハーブが好きな人にはたまらない楽園のような場所です。
この日は犬を連れたお客さんが多く訪れていて、ここに住んでいるゴールデンレトリーバーの『ゆず』が大はしゃぎしていました。どうやらここは犬とその飼い主さんがいつも集まる場所のようで、現在ではドッグランも新設されているようです。
そしてバルコニーでハーブティーを楽しんでいると、犬好きの我々に気がついたのか、『ゆず』がダッダッダッと近づいてきて「撫でさせてやるっ!」と言わんばかりにゴロンとお腹を出して寝ころがったので、可愛さのあまりもみくちゃに撫でてあげました。
その『ゆず』も2009年の11月15日に永眠したそうで、今では新しい『ロード犬』でジャックラッセルテリアの『ジャック』が、やんちゃに駆けずり回っているようです。
のんびりとした時間を満喫したあとは、米子に戻り尾高町の『大黒屋』で名物『割子そば』を堪能して、趣のある街を散策し、米子15時23分発の特急『やくも』で帰路に...。
ぜひ一度ハーブの楽園『ハーブロードいどべ』を訪ねてみませんか?『癒しスポット』として最高です。また、米子の街も落着いた風情のある良い街なので、どちらも絶対お勧めの場所です。