DSC06107ssss.jpg北陸新幹線が3月14日(土)に開業し、身近な観光地になる金沢。そしてその祝福ムードの影では、在来線で活躍してきた特急『はくたか』が、1965年(昭和40年)10月1日からの歴史に幕を降ろします。
そんな数々の思い出を残してくれた特急『はくたか』で、金沢に行ってきました。そこで出会ったのは、東京では食べられない美味しいおでんでした。

日本全国津々浦々、美味しい『おでん』は数しれずあるけれど『金沢おでん』は、その魅惑のおでん種と、あっさり目の馥郁たるつゆが絶品で、格別の味わいでした。
金沢は全国的に比較しても、おでん専門店の多い街で、繁華街やその路地裏には、家族経営の小さなお店から、観光客にも人気の大きなお店まで、コンビニやファーストフード店よりも目に付く印象です。その件数の多さは石川県全体では100件以上で、東京・大阪に次ぎ、全国第3位、また都道府県別の人口比率では堂々の全国第1位だそうです。

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その中でも北陸地方有数の繁華街、片町の中心地にあって観光客にも大人気の金沢おでんの有名店『加賀味処 赤玉本店』は、初めて金沢を訪れる人にはお勧めのお店です。おでん以外のメニューも豊富で、しかもお酒が飲めなくても入りやすし、20代から30代のお客さんも多く、とても入りやすい雰囲気です。

店内に入り、まずはメニューの先頭にあった金沢おでんの代表的な種の、待望の『カニ面』(ズワイガニの雌の香箱ガニの甲羅にみそや身や内子、外子を詰めたもの)!...そして『車麩』、『梅貝』と、ビールと白ワインを注文して、熱々のおでんを満喫してから、これまた金沢名物の『かぶら寿司』(スライスした蕪に酢で締めた鯖か鰤を挟んで糀漬けにした漬物寿司)も注文して郷土の味を堪能したあと『タコの唐揚げ』、『野菜天ぷら』、『能登のさつま揚げ』、『揚げ出し豆腐』、『豚の角煮』を一気に注文して平らげ、締めに『焼きおにぎり茶漬け』と『ざるそば』を食べて大満足。これだけ食べて6千円強とは驚きの価格。感覚的には1万円以上食べた感じでしたので、とても幸せなプライスでした。

DSC06108ss.jpgDSC06134ss.jpgDSC06099ss.jpgDSC06101ss.jpgDSC06104ss.jpgDSC06112ss.jpgDSC06105ss.jpgDSC06157ss.jpgDSC06161ss.jpgDSC06175ss.jpgDSC06096ss.jpgDSC06132ss.jpg

カニ面や梅貝は季節限定の種ですが、それ以外にも美味しい種がいっぱいの金沢おでん。北陸新幹線で金沢に旅した際には絶対お勧めのお店です。

DSC00251set_ss.jpg片町の『赤玉本店』のすぐ近く!
屋上に金沢市内が一望できる
天然温泉展望露天風呂(男湯)がある
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DSC05624ss.jpg北陸新幹線が2015年3月14日(土)に開業し、より身近な存在になる金沢は歴史と伝統に育まれた美味の宝庫でもあります。恵まれた地形・風土でありながらも北陸の厳しい冬の寒さが、長い年月を経て深みのある食文化として発展させていきました。
と、いうことで金沢には伝統ある銘料亭から、頑に味を守り続ける洋食店、はたまたB級グルメまで、美味の絶景は枚挙に暇はありません。新シリーズ【美味絶景】の最初は【北陸・金沢編】です。そしてその第一弾は、今やどんぶり界の王者『海鮮丼』です。

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東京から上越新幹線『Maxとき』、ほくほく線の特急『はくたか』と乗り継ぎ金沢へ、市内で仕事を済ませた翌日の朝、素泊まりのホテルを出て町の中心部にある『近江町市場』へ出向き、朝7時から営業している『いきいき亭・近江町市場店』へ直行。

この『いきいき亭・近江町市場店』は金沢市の繁華街、片町にある寿司の名店『金澤玉寿司総本店』の別館『いきいき亭』の姉妹店で、2008年(平成20年)に開店した人気のお店なのです。その人気の訳はそのプライスと充実の内容。海鮮丼といえば普通は食べきれないほどの量で、値段も3千円前後と少し高額ですが、この『いきいき亭・近江町市場店』にはミニサイズでちょうど良い量で、しかも1,000円代。金沢では食べたいものが盛り沢山。市場内のコロッケの人気店『世界の食品ダイヤモンド』の『金沢・近江町コロッケ』の甘海老コロッケも食べたいし、お昼にはハントンライスかチャンピオンのカレーを食べたいし...。ということで1件だけでお腹が苦しくなるのは勿体ないので、このサイズと価格は完璧なのです。

DSC05597ss.jpgDSC05637ss.jpgDSC05623ss.jpgDSC05859ss.jpgDSC05612ss.jpgDSC05603ss.jpgDSC05604ss.jpgDSC09214ss.jpg

ミニとはいっても写真のようにかなり豪華絢爛。自分が数年前に食べた時は一番上の写真の『ミニ金沢丼(味噌汁付)』が1,200円、連れ合いが食べた『ミニ海鮮丼(味噌汁付)』は700円でした。いまは少し値上がりしているようですが、いずれにしろ2,000円以下で食べられるようです。この豪華さでこの価格は絶対見逃せません。

店内はカウンターのみですが、落ち着いて食べられる空間です。お寿司がメインのお店なので『すわいがに』や『のどぐろ』、『白えび』のにぎりも楽しめます。そしてさすが金沢、カウンターに置いてある『がり』の器も贅沢。高そうな美しい九谷焼でした。こういった趣も歴史と伝統の町・金沢ならではです。もてなす心は京都より一枚上の感があります。
金沢に着いたらまず、近江町市場に直行して腹ごしらえをするなが絶対お勧めです。

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『金沢白鳥路ホテル』から『近江町市場』までは、約800メートルで。朝ごはん前のお散歩には、ちょうどいい距離です。また『金沢城公園』はホテルの隣で、『兼六園』はその『金沢城公園』の中を通ってホテルから約500メートルです。詳しくは下のGoogleマップをご覧ください。


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DSC05991ss.jpg北陸新幹線が2015年3月14日(土)に開業し、より身近な存在になる歴史と伝統の町金沢。その金沢は海の幸と山の幸がいっぱい!
『鰤』や『のどぐろ』、『ズワイガニ』それに『加賀野菜』と、地形にも恵まれていて美味しい食材の宝庫なのです。
しかも雪深い土地柄で、保存食の文化も古くから発達していて『かぶら寿司』などの隠れた名品にも出会えます。

この写真は金沢市橋場町にある老舗懐石料亭旅館『金城樓』に併設されていて、ランチで気軽に老舗の美味が味わえる『かりん庵』のコース料理の中の一品、『カニ面』です。この『カニ面』はズワイガニの雌の『香箱ガニ』の甲羅にみそや身や内子、外子を詰めたもので、
そのほかにも『のどぐろのカマ焼き』や、『治部煮』、『白子の天婦羅』、『蓮蒸し』『寒ブリと甘海老のお造り』などなど北陸の絶品をダイジェスト版で堪能出来ました。いつかは母屋の『金城樓』で贅沢三昧をしてみたいなぁと思っています。

尚、残念ながらこの『かりん庵』は2014年に閉店し、その後は新装開店した『天婦羅専門店 金沢 天金』となっています。たぶんこの店も『金城樓』の名に恥じぬ上質なお店なのでしょう...。

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DSC02150ss.jpgこの写真は、九州を横断する久大本線の由布院駅、1番ホームの久留米方面にある足湯に浸かって撮影した少しだけ珍風景でのどかな光景の一枚です。
1985年の10月に訪ねた時は、なんの変哲もない国鉄の駅だった由布院駅でしたが、20年以上たって再び訪ねてみて、その変貌ぶりにびっくり!

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とてもモダンな今の新駅舎は1990年に完成し、この足湯は2003年の10月10日に開設したそうです。
駅の切符売場で160円を支払い、タオル付のチケットを購入して早速、駅の1番線ホームに入場。意外にも広いスペースで、10人以上は入れるゆったりとした佇まいで、実際に浸かってみると、のどかな湯布院の風景が広がり、目の前には何本ものレールもあり、小鳥のさえずりとそよ風とお湯の音だけしか聞こえない理想的な癒しの空間で、時間があれば1日中過ごしたい乙な足湯でした。

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DSC02123ss.jpgDSC02127ss.jpg湯布院には素晴らしい温泉や名旅館が数々ありますが、この由布院駅の足湯にも湯布院を訪れた際には、ぜひ立寄ってみてください。
お勧めの風光明媚ポイントです。

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DSC02290ss.jpg歴史と伝統と観光のの街 金沢。そのほぼ中心で観光の拠点にはもってこいのローケーションに佇むのが、大正ロマンの風情を満喫できる小粋なホテル『金沢白鳥路ホテル』です。

来年(2015年)、春に北陸新幹線が開通し便利になり、ますます旅行客が増えて多くの名所が混雑することでしょう。なのでその直前の秋の行楽シーズンを見逃すわけにはいきません。金沢は多くの名所がありが、それぞれ徒歩や100円均一料金の周遊バスで回れるのが魅力で、その中心地ある『金沢白鳥路ホテル』も絶対に見逃せない存在です。

DSC01987ss.jpgDSC01974ss.jpgDSC02296ss.jpg金沢駅からタクシーやバスでも約5分、手荷物が少なければのんびり街を散策しながで散歩気分で歩いても約25分で到着します。
エントレンスからロビーに入ると、そこは建物の見た目とは全く違う別世界。館内の大正ロマン溢れる装飾と厳かな雰囲気に圧倒されます。少し大きなビジネスホテルなのかなぁ?なんて思って入ったら、もうビックリ! 腰が抜けます。
そして丁寧な応対で出迎えてくれたフロントでチェックインをすると、すぐに豪華なロビーのゆったりした椅子に座って『ウェルカムドリンク』を楽しんで大正ロマンを満喫。この時は、自分は金箔入りのアイスコーヒーで、連れ合いは『諸江屋』の落雁『花うさぎ』付の抹茶セットをセレクトして大満足でした。そして部屋に向かう廊下や室内もすべて大正の雰囲気が溢れていてホテル全体で最高の『おもてなし』を受けました。

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DSC01979ss.jpgDSC01984ss.jpgDSC01966ss.jpg秋から冬にかけては日本海側は美味しい海の幸の宝庫!特に北陸地方はズワイガニ・コウバコガニ・甘エビ・ブリ・サバ・スズキ・真鯛・カマス・アンコウ・タラ・ヒラメと枚挙に暇がありません。しかも名物の『のどぐろ』は一年中脂がのって美味しいし、日本酒も美味!
その美味しい食材が目白押しの北陸の中でも金沢はまた別格です。もてなす心と美食を知り尽くし名店、名旅館の数々。またその気取らない風情も魅力のひとつです。この街は老舗料亭から小さな食堂まで、多くのお店が『おもてなしのこころ』で迎えてくれます。『金沢白鳥路ホテル』もそんな『おもてなしの心』で宿泊客を迎えてくれるホテルのひとつです。

DSC01701ss.jpgDSC01743ss.jpgDSC01803ss.jpgDSC08241sss.jpgDSC02154sss.jpgDSC02010ss.jpgDSC02011ss.jpgDSC01949ss.jpgDSC02255ss.jpgDSC02260ss.jpgDSC02261ss.jpgDSC02270ss.jpg

この時は2泊して、2泊めの夕食と3日めの朝食バイキングでレストランを利用しましたが、質も値段も申し分なく、満足度の高い料理でした。
北陸新幹線が開業すると、北陸本線の特急も激減してしまうでしょうから、この秋が在来線の特急列車でのんびり旅するラストチャンスです。初めて金沢に行く人にとっては、とくにこの立地の良くて、しかも寛げる『金沢白鳥路ホテル』が最高だと思います。

DSC02276ss.jpgDSC02283ss.jpg尚、『金沢白鳥路ホテル』は駐車場は50台分あるので、レンタカーを借りてあちこち回るのにも便利です。
と、いうことであらゆる条件を比較してみても『金沢白鳥路ホテル』は、金沢の旅には絶対お勧めのホテルです。

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DSC00865ssss.jpgこの一枚の写真を見て、ここが何処だかすぐにわかる方は、今やかなり多いのではないかと思います。
そう、ここは、九州大分県は湯布院の御三家の宿のひとつ『亀の井別荘』のロビーからの風景なのです。

自然をいかした素朴な佇まいの庭と、深呼吸したくなる空気、そしてテーブルの上のウェルカムのお茶とお菓子。この空間に身をおくだけでも『亀の井別荘』に来て良かったと思わせます。

訪れたのは2009年6月1日、梅雨入り直前の爽やかな晴天の日でした。その前に湯布院を訪れたのは1985年の10月で約24年ぶりでしたが、JR由布院駅をはじめとして『湯の坪通り』も見違えるように、様変わりしていて驚きました。1985年当時は旅雑誌や女性誌で湯布院の良さが取り上げられ始めた頃で、実際には観光客も疎らで、お土産屋も数件の本当に静かな温泉郷でしたが、今は日によっては『湯の坪通り』あたりは東京の原宿のようです。

それでも目抜き通りを一歩はずれると、昔と変わらぬ豊かな自然と癒しの静寂があり、良い温泉郷の趣は変わらぬままでした。
前回はこれも御三家のひとつで老舗旅館の『玉の湯』に宿泊して、とても大満足だったので、今回はもうひとつの御三家『亀の井別荘』に宿泊しました。

DSC09569sss.jpgDSC01186ss.jpgDSC00909sss.jpgDSC00035ss.jpgこの『亀の井別荘』も期待以上の良い旅館で、駅からタクシーに乗って門の前に到着するや否や、係の人が出迎えに来て、旅行バッグを持ちエントランスに誘導してくれて、最初から至れり尽くせり。そして手入れの行き届いた庭、ウェルカムのお茶とお菓子でくつろげるロビー、落着ける客室、地元の美味を楽しめるレストラン、庭に囲まれたガラス張りの大浴場や露天風呂など全てに於いて、もてなしの心が行き届いていて最高の一泊となりました。

DSC00580s.jpgDSC09914.jpgw02-kamenoi-dinner02.jpgw02-kamenoi-dinner.jpgこの『時を忘れてしまいそう』な、とっておきの癒しの空間は湯布院ならではのもので、ほかの温泉街ではなかなか味わえません。逆の言い方をすれば、この街は娯楽施設がほとんどなく、それを目当ての方にはお勧め出来ないということです。
とにかく、湯布院はのんびりとした時間を楽しみながら、心を癒す温泉郷なのです。

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w02-DSC03216.jpg6月22日(土)、ついに富士山が世界文化遺産に登録が決定しました。バンザ〜イ!と言う事で、今回は『鉄道の旅』ではなく、番外編の『飛行機の旅』です。この写真は2012年11月21日に我が妻が、広島出張の際、全日空の機内から撮影した『富士山』と『伊豆・箱根』と『相模湾と伊豆大島、新島などの伊豆諸島』それに『駿河湾』と『太平洋』の絶景で、主翼の下には今回、登録が危ぶまれていて最終的に同時登録が叶った名勝『三保の松原』がうっすらと見えます。

この写真を撮影した11月頃というのは1年の中でもは富士山の積雪のバランスが一番美しく、また空気も乾いて澄んでいるので、遠くまで視界が広がっていて空撮には最適な季節です。
またこの日は三島から沼津方面にかけての雲の塊りが、より富士山の標高の高さを強調していて見事な光景でした。そして窓ガラスの乱反射で主翼の後ろに2本の光のスジが写り込んでいて、何か翼をパタパタさせているように見える所がちょっと気に入ってます。

このエリアは、車での旅行を幾度となくして来ましたが、上空から見るとどこも近く感じます。以前『西湖』から伊豆半島の『戸田温泉』に行ったときは3時間以上掛かったのですが、何で?という感じです。写真の一番左にある箱根芦ノ湖から一番右にある日本平までもこんなに近いとは...あ〜鳥になりたい!

w02-DSC03199.jpgw02-DSC03206.jpgw02-DSC03220.jpg富士山の周辺には、星の数ほど名所があるので、これを機会に益々観光のメッカとなって山梨県と静岡県が好景気になることを期待します。そして我々観光客も、み〜んなで協力して、ゴミのない奇麗で美しい、日本が世界に誇れる観光地にしていきましょう!
と、いう事で、世界遺産登録おめでとう!!......番外編でした。

DSC00761ss.jpg何気なく訪ねたのに、ずっと待っていてくれたような、そして自分もずっと前から知っていたような、そんなとっても幸せな気持ちにさせてくれる場所がありました。それは『ハーブロードいどべ』です。

米子の中心地から車で約25分の鳥取県西伯郡大山町にあり、大山を間近に望む大自然のなかで、静寂さと素朴さで身も心もリフレッシュ出来るハーブ園です。訪れたのは2007年8月26日。仕事で米子に行った際にレンタカーを借りて訪ねてみました。そして上の写真はその『ハーブロードいどべ』の空気をうまく表現出来た一枚です。

DSC00737.JPGDSC00739.jpgDSC00745.jpgDSC00751.jpg広大な園内には、ラベンダーやミント、オレガノなど200種以上のハーブが育てられていて、あたりの空気は繊細な自然の香りであふれていて、いつまでもここに佇んでいたい気分にさせます。また大山を眺める芝生広場や、バルコニーでは香り高いハーブティーを味わうこともでき、売店ではハーブグッズも販売されていたり、リース作り体験があったりでハーブを満喫出来ます。またスタッフに聞けば色々なハーブの育て方も親切に教えてくれるそうです。ハーブが好きな人にはたまらない楽園のような場所です。

DSC00809.jpgDSC08700っs.jpgDSC08704.jpgDSC08710.jpgこの日は犬を連れたお客さんが多く訪れていて、ここに住んでいるゴールデンレトリーバーの『ゆず』が大はしゃぎしていました。どうやらここは犬とその飼い主さんがいつも集まる場所のようで、現在ではドッグランも新設されているようです。
そしてバルコニーでハーブティーを楽しんでいると、犬好きの我々に気がついたのか、『ゆず』がダッダッダッと近づいてきて「撫でさせてやるっ!」と言わんばかりにゴロンとお腹を出して寝ころがったので、可愛さのあまりもみくちゃに撫でてあげました。
その『ゆず』も2009年の11月15日に永眠したそうで、今では新しい『ロード犬』でジャックラッセルテリアの『ジャック』が、やんちゃに駆けずり回っているようです。

DSC00830ss.jpgDSC00839ss.jpgDSC00859.jpgDSC00909ss.jpgのんびりとした時間を満喫したあとは、米子に戻り尾高町の『大黒屋』で名物『割子そば』を堪能して、趣のある街を散策し、米子15時23分発の特急『やくも』で帰路に...。
ぜひ一度ハーブの楽園『ハーブロードいどべ』を訪ねてみませんか?『癒しスポット』として最高です。また、米子の街も落着いた風情のある良い街なので、どちらも絶対お勧めの場所です。

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DSC09381ss.jpgJR九州は趣向を凝らした観光列車の宝庫。『ゆふいんの森』『あそぼーい!』『A列車で行こう』『九州横断特急』『SL人吉』『いさぶろう・しんぺい』『はやとの風』『指宿のたまて箱』『海幸山幸』と、どれも魅力あふれる列車ばかりです。
上の写真は2009年6月に気動車特急『ゆふデラックス』の前方パノラマウインドーから見た田主丸駅での大分発特急『ゆふいんの森』との列車交換の風景です。この展望席は人気が高く予約が取れない状態でした。しかしその『ゆふデラックス』はこのあと2011年1月で惜しまれつつ運転を終了しましたが、2011年6月からは内外装ともリニューアルして、豊肥本線の熊本〜阿蘇〜宮地間を観光特急「あそぼーい!」号として活躍しているようです。

九州新幹線が開通した今でも、JR九州は比電化区間が多く観光路線も気動車の列車が中心で、決してスピーディな旅行ができる訳ではないのですが、それを逆手に取って、のんびりと旅行を楽しむための工夫を車輌に施し、鉄道の旅の付加価値を上げている点が好感の持てるところです。

DSC09305ss.jpgDSC09376ss.jpgDSC09332.jpgこの『ゆふデラックス』もその例外ではなく、北海道で活躍してきたキハ183系をベースに設計された先頭車輌は、運転席を屋根裏部屋の様な場所に設け、最前列にパノラマウインドーを設置した展望室が最大の特徴で、風光明媚な九州の旅を満喫できる仕掛けになています。
またこの展望室と一般席の間には、和のテイストをいかした洒落たパーテーションがあり、開放感と落着いた雰囲気を演出しています。
DSC09322.JPGDSC09326.jpgDSC09339.jpgDSC09341.jpgDSC00834.jpgDSC09569ss.jpgこの日は『長崎ハウステンボス』から湯布院へ向かうために鳥栖駅からの乗車でしたが、車内で『中央軒』の『かしわめし』や『焼麦弁当』を食べながらのんびりと風景を堪能しました。
そしてこの日の宿泊は『湯布院御三家』のひとつ『亀の井別荘』。金鱗湖畔に程近い林の中のゆったりとした空間で、のんびりと過ごしたお話はまたの機会にご紹介します。

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DSC09803-002.jpgこの写真は2008年(平成20年)の2月に訪れたときの石川県金沢市東山にある加賀百万石の城下町の風情を今も残している街のひとつ『東茶屋街』の風景です。
またこの年は雪が多く観光で訪れた人にとっては、古都金沢の冬の趣を満喫できる年でした。

金沢にはいくつかこのような茶屋街があり、この『東茶屋街』と野町にある『にし茶屋街』、主計町の『主計町茶屋街』がありますが、どれも当時の景観を整備しつつ残していた人気のスポットです。東茶屋街は3箇所の中で一番大きく、今でも数件が茶屋を営業していて、芸子さんや芸者さんが十数名いるそうです。実際にこの日も町の中ではどころどころで笛や太古、三味線の音が流れていて、時間を忘れるようなゆるりとした空気が漂っていました。

DSC04390ss.jpgDSC01870ss.jpgDSC05436ss.jpg北陸新幹線が2015年(平成27年)春には金沢までの開業予定とのことなので、首都圏からはより近くなり、また乗り継ぎもなく便利になりますが、その前に一度『Maxとき』と『はくたか』でのんびりと駅弁でも食べながら出掛けてはいかがでしょうか?
新幹線は短時間で着き首都圏からの日帰りも楽になりますが、多分トンネルと防音壁だらけで、車窓の風景を楽しみながらの旅の風情は半減しそうです。しかも金沢は見どころが多く、日帰りでは到底観光しきれないので、ゆったりとした行程の旅行がお勧めです。

DSC07205ss.jpgDSC06860.jpgちなみにこの2008年の冬は片町の『アパホテル』に泊まりましたが、翌年の2009年の2月に訪れた時は、この『東茶屋街』の『昔茶屋 一粋』という一軒の町家をまるまる借りて泊まる、町家旅館に泊まりましたので、またの機会にご紹介したいと思っています。

web002kenroku-mainDSC01827ss1.5.jpgもう幾度となく訪れた金沢ですが、2008年(平成20年)の2月に訪れたときは連日の雪模様で、久々に冬の金沢の風情をじっくりと堪能することができました。

上の写真は日本三大名園のひとつ『兼六園』の霞が池を背景にした徽軫灯籠(ことじとうろう)の絶景。
あまりにも有名な風景で、金沢を紹介する時の定番の一コマですが、この日は近年にない美しい雪の積もり方だった様で、特別な一枚になりました。

北陸新幹線が2015年(平成27年)春には金沢までの開業予定とのことなので、首都圏からはより近くなり、また乗り継ぎもなく便利になります。

web_01_kiji_main_kiha82.jpgDSC08241.jpg上越新幹線もなかった頃は、上野から『特急はくたか』で、そのもっと前は、信越本線と北陸本線を直江津経由で『特急白鳥』にて碓氷峠の難所を乗り越えて行ったもので、時間が掛かるのが当たり前、駅弁を食べたり、食堂車に行ったりと、のんびりとしたものでしたが、それはそれで良い旅の思い出でした。

ということで、在来線の特急があるうちに『はくたか』で、もう一度金沢へ3泊4日の旅に出てみました。

しかし何度訪れても、行くたびに「いい街だなぁ」と思えて、春夏秋冬どの季節に訪れても、それぞれに楽しめるところが金沢の良いところです。
元々昔から『おもてなし』の心が根付いている風土ですが、近年は金沢駅が新しくなり観光客を迎い入れるにふさわしい顔となっており、21世紀美術館も開館し、近江町市場がリニューアル。また、安価な乗車料金の周遊バスも充実し、多くの近代的な商業施設や宿泊施設も出来、それに町並みや歩道もきれいに整備されて『おもてなし』の態勢は国内最高峰といえます。

web002-kanazawa-DSC06271.jpgweb002kanazawa-busDSC05826.jpgDSC08822.jpgこの時は半分仕事でしたので宿泊したのは片町のビジネスホテル『アパホテル』だったのですが、ベッドに置かれた浴衣の上には千代紙の折り鶴がそっと置いてあり、ちょっとした老舗旅館のような風情でした。この片町の『アパホテル』は金沢の目抜き通りの『百万石通り』に面していてとても便利で、香林坊や犀川も近く立地の良いところにあり、この日は団体客が大勢宿泊していましたが部屋は静かでとても良いホテルでした。そして何よりも気に入ったのは、最上階に露天風呂付きの大浴場がある事で、雪の舞う中、こんな繁華街のど真ん中の天空露天風呂でゆったりくつろげるとは、なんとも最高の気分でした。

そして金沢といえば美味しい食べ物の宝庫。今回はテレビや雑誌で見たことがある場所を中心に食べ歩いてみました。まずは金沢駅『百番街』の『季節料理 おでん黒百合』で金沢の味、治部煮を定食でいただき、香林坊にほど近い柿木畠にある『酒と人情料理・いたる』では、冬ならではの『ぶりしゃぶ』や『蓮蒸し』を食べ、金沢名物の『ハントンライス』は片町の洋食の有名店『グリル大塚』で、そして新鮮な海の幸が楽しめる『別館 玉 いきいき亭』で寒ブリや白子に舌鼓を打ち、長町武家屋敷通りにある『加賀生麩処 茶庵』で麩まんじゅうでお茶をして、近江町市場の上通りの『大松水産』のカウンター席で海鮮丼・焼き牡蠣・あら汁を、また市場内の回転寿司『大倉』では、のどぐろや白エビのにぎりを味わい、これもまた近江町市場内の『近江町コロッケ』で甘エビのコロッケを買い食いして、片町にある和食・郷土料理の店『おいでまっし 旬の膳』 でも『蓮蒸し』や『寒ブリのお造り』、『生湯葉の海鮮巻き』などを楽しみ、ひがし茶屋街の『森八茶寮』ではじっくりと和菓子の神髄を堪能。

DSC08343.jpgDSC01799.jpgDSC00686.jpgDSC00104.jpgDSC00495.jpgDSC08947.jpgDSC09162.jpgDSC00510.jpgDSC00513.jpgDSC09272.jpgDSC01903.jpgDSC00027.jpgDSC00038.jpgDSC00054.jpgDSC00016.jpgDSC00092.jpgDSC00125.jpgDSC00197.jpg

本当にどれもこれも絶品の美味ばかり!それでも金沢の美味しいものを、ほんのひとかじりしたに過ぎないので、何度も足を運んで食べ尽くしたいと思っています。

金沢の旅はまだまだ風光明媚がたくさんあるのでこれからもご紹介します。

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w02k-m-amarube.jpgw02k-s-amarube01.jpgw02k-s-amarube02.jpgw02k-s-hodugawa.jpgJR山陰本線・鎧駅〜餘部駅間にある、明治45年(1912年)に完成した高さ41m、長さ310mの余部鉄橋(余部橋梁)。鉄道好きなら誰でも一度は訪れる鉄道絶景ポイントの一つです。

上の写真は、1983年(昭和58年)6月に、京都からキハ82に乗りに山陰を旅した時に、香住駅から鈍行に乗り換えてオハフ45の後部から撮影したもので、今思えばこの餘部駅で下車してじっくり鉄橋を撮影すれば良かったのですが、その時はキハ82に乗って大興奮していたのと先を急ぐあまり、残念ながら橋は二の次になってしまいました。


web002kiha82.jpgw02k-s-suha43.jpgしかしその当時キハ82にしろ、45系客車にしろ廃止寸前で、その写真が撮れただけでも満足で、鉄橋の寿命が2010年にやって来るとは考えもしませんでした。でも客車の中から撮影できただけでもラッキーで貴重な一枚となりました。

この日は梅雨の合間の晴天でかなり暑く、ほぼ真夏の様な天候で、特急『あさしお』の車内もユニットクーラーがフル回転の状態で、駆動用のディーゼルエンジンと発電用のディーゼルエンジンそしてクーラーの音が混ざって、会話も聞き取れないほどの騒音でしたが、香住駅に降り立ちキハ82が出発して、遠くゆるい右カーブに消えて行くと、あたりは一変して静寂に包まれ、音といえば小鳥のさえずりだけと思いきや、ホームの待避線で出発を待つ鈍行客車の先頭にたつDD51のアイドリング音が、低音ながら軽快なリズムを刻んでいました。

そして間もなく発車のベルが鳴り、ガタンッ!と音をたて、轟音とスピード感が釣り合わないDD51に牽引されたオハ45系が香住駅を発車。いくつかのトンネルを抜け、合間合間に日本海を眺めつつ、想像以上の低速でゆっくりとのんびりと進み、鎧駅を経て、少々長いトンネルを抜けると突然風景が開けて、いままで聞いたことのある鉄橋の通過音とは全く違う、反響音の大きい音が響き渡り、もうカメラのシャッターを切ることで精一杯の状態で、風景を楽しむ余裕もなく餘部駅に到着。とにかく今までゆっくりだった速度がやたらに速く感じて、眼下を家々の屋根が流れて行き、高所恐怖症だったことも忘れ、「これが余部鉄橋だ!」と大感動してしまいました。

冷静さを取り戻し数枚の写真を撮りましたが、30秒もしないうちに発車。余部鉄橋との出会いは、ほんの一瞬の出来事でした。
そのあとは浜坂駅で下車して、上り特急『あさしお』に乗車して一路京都へ。しかしグリーン車に乗ってリクライニングシートにゆったり座ったことと、2日前の夜に上野を急行『八甲田』で出て、青森で急行『きたぐに』に乗り換え日本海側を一気にで京都まで来た強行日程がたたってぐっすり寝てしまい、上りの余部鉄橋は見ずじまい。なんとももったいなや!
そのかわり京都から乗った東海道新幹線ではバッチリ目が覚めてしまい、ただただ単調な風景を眺めて帰るという、ややガッカリの旅でした。

そんな絶景の余部橋梁も長年の風雪にさらされて老朽化が激しくなり、2010年(平成22年)に完成したスマートな新橋梁に役目を譲りました。しかし地元やファンの熱い要望で、西側の橋脚と橋桁の一部を残して「空の駅」と呼ばれる展望台と変貌し、イベントスペースになったり、特産物を販売したりと、餘部の新しい観光名所となっているようです。

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matsue_yuuhiDSC00623.jpg山陽新幹線、岡山駅から伯備線、山陰本線を経由して出雲駅を結ぶ、特急『やくも』を松江で途中下車して、夕陽の絶景ポイントとして名高い宍道湖畔にて撮影した一枚の写真です。

適度に薄い雲があって、夕陽が乱反射して、絶妙な色合いの夕焼けでした。2008年の8月の末でかなり熱い日でしたが、東京とは違い空気に澱みが無く、湿気も少なく心地よい一日でした。

matsue_tokkyuu_yakumoDSC07298.jpg久々に乗った381系でしたが、1970年代に中央本線で特急『しなの』で乗った時よりもかなり乗り心地が悪かった印象です。振り子式車輌なので確かにカーブでの速度が高いのですが、乗り心地よりも速度を優先した設計なのか、かなり左右にGが掛かっていました。乗った車輌の製造年は確認しませんでしたが、少しヤレているようです。

今回はグリーン車しかチケットが取れなかったので、キロ381の初乗車となったのですが、騒音はかなり大きく、特に台車の軋み音が心配になるほど大きく不安になりました。そして車体の重心を下げるために設置せざるを得なかった窓側の席の、エアコンのダクトはなんとも邪魔で、高額なグリーン料金に見合わない足下空間で、1960年代に雑誌の掲載写真で見た試作車の域を脱していない感じのシロモノでした。
しかしこれもご愛嬌で、この欠点だらけの作りも国鉄時代の無骨な研究開発の情熱が感じられ、味わいがあるのも確かです。ただ鉄道好きではないお客さんのことを考えると、より上の快適性が必要です。

matsue_syuuyuu_busDSC07329.jpg今回松江駅には初めて降り立ちましたが、駅周辺は綺麗に整備されているし、周遊バスも整備されているし、どこを歩いてもゴミひとつとして落ちてないし、風景は美しいし食べ物はどこで食べても美味しいし、とても好感度の高い街でした。そしてそんな好印象を決定づけたのは、やはり地元住民の人柄でした。着いてすぐに駅前の観光案内所に立ち寄り、紹介してもらったお店に昼食しに行こうとして途中で道に迷っていると、通りすがりの日傘をさしたまだ若い妊婦さんが、親切に声をかけてくれて丁寧に道を教えてくれたのです。見知らぬ他人には関わらない風潮の東京では有り得ないことなのでジワッと感動してしまいました。そのほかの出会った人々も皆さん物腰が柔らかくとても良い感じでした。

matsue_minami_ryokanDSC08436.jpgmatsue_sinnjiko_minamiDSC07716.jpgそしてこの日の宿泊先は名宿『皆美館』。ほかの旅館やホテルの予約がいっぱいだったので、やむを得ず一泊3万円もするこの『皆美館』に宿泊したのですが、これがまた感動!風光明媚な眺望、美味しく豪華な夕食と朝食、そしてもてなしの心。どれをとっても満点!この『皆美館』については、また詳しくお伝えしようと考えています。とにかく特急『やくも』で着いた先は、癒される街でした。松江への旅、お勧めです。

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ココチモ