北陸新幹線が2015年3月14日(土)に開業し、より身近な存在になる金沢は歴史と伝統に育まれた美味の宝庫でもあります。恵まれた地形・風土でありながらも北陸の厳しい冬の寒さが、長い年月を経て深みのある食文化として発展させていきました。
と、いうことで金沢には伝統ある銘料亭から、頑に味を守り続ける洋食店、はたまたB級グルメまで、美味の絶景は枚挙に暇はありません。新シリーズ【美味絶景】の最初は【北陸・金沢編】です。そしてその第一弾は、今やどんぶり界の王者『海鮮丼』です。
東京から上越新幹線『Maxとき』、ほくほく線の特急『はくたか』と乗り継ぎ金沢へ、市内で仕事を済ませた翌日の朝、素泊まりのホテルを出て町の中心部にある『近江町市場』へ出向き、朝7時から営業している『いきいき亭・近江町市場店』へ直行。
この『いきいき亭・近江町市場店』は金沢市の繁華街、片町にある寿司の名店『金澤玉寿司総本店』の別館『いきいき亭』の姉妹店で、2008年(平成20年)に開店した人気のお店なのです。その人気の訳はそのプライスと充実の内容。海鮮丼といえば普通は食べきれないほどの量で、値段も3千円前後と少し高額ですが、この『いきいき亭・近江町市場店』にはミニサイズでちょうど良い量で、しかも1,000円代。金沢では食べたいものが盛り沢山。市場内のコロッケの人気店『世界の食品ダイヤモンド』の『金沢・近江町コロッケ』の甘海老コロッケも食べたいし、お昼にはハントンライスかチャンピオンのカレーを食べたいし...。ということで1件だけでお腹が苦しくなるのは勿体ないので、このサイズと価格は完璧なのです。
ミニとはいっても写真のようにかなり豪華絢爛。自分が数年前に食べた時は一番上の写真の『ミニ金沢丼(味噌汁付)』が1,200円、連れ合いが食べた『ミニ海鮮丼(味噌汁付)』は700円でした。いまは少し値上がりしているようですが、いずれにしろ2,000円以下で食べられるようです。この豪華さでこの価格は絶対見逃せません。
店内はカウンターのみですが、落ち着いて食べられる空間です。お寿司がメインのお店なので『すわいがに』や『のどぐろ』、『白えび』のにぎりも楽しめます。そしてさすが金沢、カウンターに置いてある『がり』の器も贅沢。高そうな美しい九谷焼でした。こういった趣も歴史と伝統の町・金沢ならではです。もてなす心は京都より一枚上の感があります。
金沢に着いたらまず、近江町市場に直行して腹ごしらえをするなが絶対お勧めです。
金沢でのご宿泊は『近江町市場』にも
『兼六園』にも歩いて行けて、
金沢の大正ロマン薫るクラシックホテル
『金沢白鳥路ホテル』がお勧めです!
『金沢白鳥路ホテル』の
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『金沢白鳥路ホテル』から『近江町市場』までは、約800メートルで。朝ごはん前のお散歩には、ちょうどいい距離です。また『金沢城公園』はホテルの隣で、『兼六園』はその『金沢城公園』の中を通ってホテルから約500メートルです。詳しくは下のGoogleマップをご覧ください。