DSC06578main-ss.jpgドクターイエローを見る事が出来たら幸せになれるって?本当かなぁ?...だとすると『東海旅客鉄道(株)仕業車両所新幹線検修庫』にお勤めの皆さんは、幸せで幸せで仕事も投げ出して踊りまくっているかというと、そんなことはなさそう...。
しかも当の本人の、923形0番台T4編成のドクターイエロー君は、疲れ切ってぐったりと寝ています。

自分は毎週日曜日は大井埠頭で自転車ロードレースのトレーニングに行くのでこの八潮にある『東海旅客鉄道(株)仕業車両所新幹線検修庫』の跨線橋を通りますが、そこにはいつもドクターイエローが停まっています。橋の上には必ず何組かの親子連れがいて、新幹線の入替えやJRFの貨物列車を眺めていますが、その光景を見ていると確かにみんな幸せそうです。ドクターイエローは御利益があるかも...。

DSC06545ss.jpg昭和39年(1964年)10月1日の東海道新幹線の開通の一番列車を高台にある自宅のベランダから手を振って見送って以来、数えきれないほどドクターイエローを見てきましたが、果たして御利益があったのか?なかったのか?
開通当時によく見ていたその初代の『新幹線電気軌道総合試験車』922形0番台T1編成には、まだドクターイエローなる愛称はなく、普通に『軌道試験車』と呼んでいたと思います。このドクターイエローの愛称が定着したのは1970年代半ばだと記憶しています。
DSC06567ss.jpgDSC06548ss.jpgこの922形0番台T1編成は、昭和37年あたりのポスターや、学研の『科学』や、絵本などで多くの人が見た、当時の世界最高速度となる256km/hを記録した、俗に言う『夢の超特急』の試作車を流用したもので、当初前面窓は2本のピラーで仕切られた曲面の3枚ガラスでしたが、『軌道試験車』として改造された時には初代の新幹線営業車輌0系と同じ平面ガラスの2枚窓に変更されていました。

DSC06574ss.jpgということで923形0番台T4編成のドクターイエロー君は、『東海旅客鉄道(株)仕業車両所新幹線検修庫』に居ますが、いつもいつもここに居るとは限らないのであしからず...。でも、やっぱり旅行や出張の時に、駅で偶然に見るからラッキーだったりとか幸福感がある訳で、『仕業車両所新幹線検修庫』まで足を運んで見てしまうと偶然性がなくて、御利益は無いかもしれません。
尚、『Googleマップ』の検索窓に『東海旅客鉄道(株)仕業車両所新幹線検修庫』と入力するとドクターイエロー君が見れますが、面倒な方は下の『Googleマップ』の下の『大きな地図で見る』を開いてご覧あれ!
DSC05900ss.jpgちなみに自分は毎週、八潮の隣の大井埠頭で前身イエローで、イエローのマシンに乗ってトレーニングをしています。ドクターイエローとはなんの関係もないけど...。


大きな地図で見る

『ドクターイエロー』の書籍・Nゲージ・プラレール・グッズのお取り寄せは
【Amazon】 【楽天市場】
【ヤフーショッピング】
ココチモ