2016年4月1日。東京の満開宣言の翌日ですが、大森は満開の一歩手前で、まだまだ莟も目立ちます。ここはJR大森駅から品川駅方面に池上通りを歩いて、5〜6分のところにある『大森貝塚遺跡庭園』です。
毎年この時期、園内は保育園の子供達や、近所のママ達が子供を連れて集り『花見ランチ』をしていて、とてものんびりとした良い雰囲気の憩いの場所です。
上の写真は園内東側から東海道本線と大森の街を見下ろした光景です。シャッターを切っていると、ちょうど251系『スーパービュー踊り子号』が通り過ぎて行きました。手前の桜と、線路の向こうの桜並木の間を走るロケーションは、期間限定の『花満開のラッピングトレイン』にぴったりの光景でした。
『大森貝塚遺跡庭園』は年間を通じて休園はなく、いつでも気軽に無料で入園出来ます(通常/9時〜17時、7〜8月/9時〜18時、11〜2月/9時〜16時)。園内には多くの樹木や30分間隔で噴出するミストの広場、またこの大森貝塚を発見し、発掘調査して大いなる功績をあげた、動物学者エドワード・S・モースの像もあります。
ちょっとした高低差のある敷地は、満開の桜の風景に変化を醸し出していて絶好のお花見ポイントになっています。
またJRに面していて撮影ポイントとして鉄道好きに嬉しい庭園です。
また庭園の脇ににある歩行者用のトンネルを通って、JRの東側に抜けたところには、線路沿いに長く続く『大井水神公園』があり、桜並木の光景が素晴らしいので、そちらも一度訪れてみる価値があります。
嵐さえなければ、4月の5日(火)〜6日(水)くらいまでは桜の花は保ちそうです!