鉄道車両とその光景

糸魚川駅『赤レンガ車庫』の、在りし日の雄姿。

DSC07759ss.jpg上の写真は今となっては懐かしい一枚です。場所は北陸本線の糸魚川駅構内。撮影したのは2008年2月15日(金)、金沢出張の際の写真です。東京駅から上越新幹線『Maxとき』に乗車し、越後湯沢でほくほく線の特急『はくたか』に乗り換える時には、かなりの大雪で車窓も曇りがち。車内から風景写真を撮るには最悪の状態でしたが、なんとか解体前の『赤レンガ車庫』をカメラに収めることが出来、そして糸魚川線で老体にムチを打って頑張っている『キハ52』の3両のうち『156』と『115』も構内にいるところを撮ることも出来ました。

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2015年3月14日に開業する北陸新幹線も、この2008年の2月時点では糸魚川駅周辺は未着工でしたが、その前後の地域はもう既に新幹線の橋脚が無数に建設されていて、建設予定地の糸魚川駅構内のヤードにある『赤レンガ車庫』が、取り壊されるのは時間の問題だと思っていたので、子供の時から金沢に来るたびに、特急『白鳥』の車内で見ていた『赤レンガ車庫』の昔のままの風景を見ることが出来て幸せなひとときでした。

1912年(大正元年)に建てられたこの「赤レンガ車庫」はその後、北陸新幹線の工事が進み、2010年の春に撤去の記念式典が執り行われた、将来改築する糸魚川駅に展示する壁面の一部を取り外したあと解体撤去された。

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また、キハ52の3両の内、キハ52-115は廃車後、旧津山機関区にて保存され、キハ52-125 は廃車後、千葉県のいすみ鉄道に移籍し、キハ52-156は廃車後、補修を受け金沢総合車両所で屋内にて保管されていましたが、2014年(H26年)11月26日に新装なった糸魚川駅の『糸魚川ジオステーション ジオパル』の展示施設に搬入され、ここで余生を送ることになったようです。


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